会える時に会っておけば良かった〜喪中はがきで後悔〜

昔働いていた会社の同僚で親しくしていた友達がいました。
とても仲が良かったのですが結婚して彼女は会社を辞めました。

 

退職してからも、時々会って食事に行ったりして、毎年年賀状も交換していました。
それからしばらくして、私も結婚して退職しました。主人の転勤で遠方に行ったので彼女とは会えなくなり、
メールで連絡を時々取り、年賀状も毎年送り合っていました。

 

数年前、また転勤で元の土地に戻ってきました。
彼女と、また会いたいねとメールで話していました。

 

一度、会う約束をしたのですが、急用ができて結局その時会うことができなくなってしまいました。

 

会社を通して繋がっていたので、やはり退職してしまうとどうしても縁が薄くなってしまい、
その後は本当に年賀状だけの付き合いとなってしまいました。

 

ですが、ここ数年、お互いおじいさん、おばあさんなどが高齢になってきて亡くなる歳になってきて、
お互い喪中はがきばかり送り合いになってしまって、ちっとも年賀状の交換ができずにいました。

 

今年は年賀状出せるかな、と思っていた矢先にまた喪中はがきが送られてきました。

 

よく見ると、なんと彼女本人がお亡くなりになったということでした。病気で急にお亡くなりになったそうです。
喪中はがきで彼女自身の訃報を知ることになるなんて、あまりにもショックでした。
こんなことなら、会える時に会っておけば良かった、今ではそれだけが心残りです。
彼女のご冥福を心よりお祈りしています。